この記事の結論
「最強の耐久度と最高のマクロ機能。でもアクセサリーと細かい操作に不満がある」
今回は、普段のフィールドワークや石垣、与那国などの長期遠征で使っている僕の愛用カメラTG-7について話していこうと思う。
このTG-7を含むTGシリーズは昆虫採集者や研究者、フィールドワーカの間では有名で、10年ほど前に発売されたTG-3から小さな生き物の撮影などに使われてきた。最新機種のTG-7生き物好きには最高のカメラとなっている。
今までのコンパクトカメラはズームしたら被写体から離れないとピントが合わないのが常識だったため、小さな生き物の撮影にはほぼ使えなかった。しかしTG-3から追加された顕微鏡モードは最大44.4倍までにズーム可能というまさに「持ち歩ける顕微鏡」となり、肉眼で見えない虫や植物の細部が、現場で手持ちのまま図鑑レベルで撮れるということで広まった。
良いところ
圧倒的耐久性
TG(tough)の名前通り公式ページでは15m防水、2.1m耐衝撃、防塵など普通のカメラではありえないスペックとなっており、高温多湿なフィールドや雨の中でも問題なく使える。
ズーム機能と接写機能
このカメラの核となる機能でズームしなが被写体に1㎝まで近づくことができる。
この機能により、極小の生き物や花の花粉などの小さなものの拡大写真を簡単に撮影できる。


不満点
モードの切り替え
使っていて一番の不満点は、モード切替えの際に毎回モードを選択しなおさなければいけない点だ。
どういうことかというと、このカメラはダイヤルで使用用途を変更することができる。水中撮影ならおさかなマーク、オートならAUTO、マクロなら顕微鏡マークにダイヤルを回す。ここまでは良いのだが、別のモードから顕微鏡モードに変更した際、毎回この「深度合成」「フォーカスBKT」「顕微鏡」「顕微鏡コントロール」を選択しなければならない。前回使っていたモードに自動で切り替えてくれたりはしない。ここがかなりネックで、目の前に撮影したいい生き物が現れた際、この切り替えに時間を取られてみすみす撮り逃がしてしまうことがあるのだ(チョウなどは特にそう)


総評
個人的には飼育している生き物が小さな生き物が多いことと、過酷なフィールドワークで使うためかなり満足している。やはり被写体に1cmまで近づけるのは革命的だと思う。また、昆虫や爬虫類の王道である一眼レフに比べて圧倒的に持ち運びが楽なのと管理、メンテナンスも簡単なところが特に気に入っている。
逆に、トンボ、チョウ、のように常に飛ぶ昆虫の撮影はほぼ不可能なのでお勧めできない。また、自分の実力不足かもしれないがハムスターやラットのような常に動く生き物も撮影が難しくおすすめできないと思った。あとは鳥のように近づけない生き物の撮影も向いていない。
実際に撮影した写真







カメラを初めて購入した素人でも簡単に綺麗なマクロ写真が撮れる。
まだ自分が使っていない機能やモードがたくさんあるため今後はそれらも記事にしていきたい。


コメント